はりきゅうOla Kanazawaでは、いくつかの灸法を用います。
以下、ご紹介させていただきます。

①知熱灸
②台座灸
③円筒灸
④紫雲膏灸
⑤線香灸

①知熱灸(ちねつきゅう)

分類:無痕灸・直接灸(もぐさが皮膚に触れる)

きゅう師にとって基本の灸施術になります
もぐさを米粒の大きさにして皮膚に乗せます
線香で着火し、8割くらい燃焼したら摘まんで火を消します
燃えた灸の上に積み重ねて同じ方法で行い多壮灸を行います
人によっては熱く感じる場合もありますが燃え終える前に消すので
そこはきゅう師の腕の見せ所です

②台座灸(だいざきゅう)

分類:無痕灸・間接灸(もぐさと皮膚が間接的に触れる)

セルフ灸とも呼ばれ、患者様が自分でできる灸の種類になります
台座に粘着力があるのでどんな部位にも付けられます
そんなに熱感がないので灸が怖い、熱いのが苦手という方にオススメです

③円筒灸(えんとうきゅう)

無痕灸・間接灸(皮膚に触れない)

厚紙の筒にもぐさが入っており固めて押して燃やします
台座灸と似ていますがこちらの方が熱感は強めです
症状が強いときに台座灸で補えない場合に使います

④紫雲膏灸(しうんこうきゅう)

分類:無痕灸・間接灸(触れない)

軟膏を介してもぐさを燃やします
軟膏のおかげで大きいもぐさを燃やしても熱くなく
熱量を多く得ることができます

⑤線香灸(せんこうきゅう)

分類:灸を使わない

灸を使わず、線香の熱を近づいてローラーします
灸の熱いのが苦手な方、美容鍼灸、小児の施術に用います